通信制ではそれぞれの科目に関して、レポートの提出、スクーリングへの出席、テストで合格点に達することで単位を取得できます。また、特別活動に決められた時間出席することが卒業の必須条件です。

レポート

レポートとは単元ごとのまとめプリントのことで、通信制高校での学習の中心となります。このまとめプリントには合格点が設定されており、科目ごとに提出する回数と提出期限も決められています。自宅で取り組んでもOKですが、一人で学習して解答し、さらに期限を守るのはとても大変です。レポート授業もあるので、それに出席すれば早い人はその日のうちに提出して帰ることもあり、きちんと提出をする一番の近道です。

スクーリング

スクーリングとは出席が必要な対面授業のことです。年間を通して行います。決められた時間数以上の出席が必要ですが、授業時間はたくさん設置されているので安心です。英語や数学など学習の積み重ねが必要な科目はレポート授業も多く組み込まれてますが、その他の科目では校外学習や体験学習、将来の自分を考えるヒントとなるキャリア教育なども組み込んで、楽しく学んでいきます。

例)1年生のスクーリング時数およびレポート提出数↓

科目単位スクーリング時数 (年)レポート提出回数 (年)
国語総合4412
現代社会226
数学Ⅰ339
科学と人間生活286
体育2102
保健111
コミュニケーション英語Ⅰ3129
家庭総合488
社会と情報246
総合的な探求の時間210
特別活動10
合計257259

テスト

前期・後期の学期末に実施します。テストを受けるためには、レポートとスクーリングの条件を満たしている必要があります。テスト前にはテスト範囲に合わせた「テスト対策学習」も行いますので安心してテストを受けることができます。それでも不安がある人は、個別に先生に相談して個別指導を受けることもできるので安心してください。

特別活動

特別活動とは、教科に関わる学習以外で学校行事や様々な活動を行う時間です。特別活動への出席は卒業に必要な条件です。
例)始業式・終業式、ロングホームルーム、清掃活動など

その他

●新入生が安心して高校生活を始められるように、3月にプレスクールを行っています。
●中学校の学習内容の振り返り学習も行います。(英語、数学が中心です。主に1年次に実施)
●進路指導では生徒一人ひとりの考えや特性を尊重し、個別にしっかりと関わっていきます。
●スマホアプリやLINEで登録できる連絡網を使い、生徒本人と保護者に直接連絡します。
●制服はありません。また、細かすぎる校則、規制する意味が明確でない校則はありません。
●今後のコロナ感染状況しだいでは、分散授業やオンライン授業を実施することもあります。
●起立性調節障害など明確な理由で午前中の出席が厳しい生徒には、別途相談に応じます。